この記事は、2019年11月5日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
先日、家族を連れて日本信号 久喜事業所で開催された「第8回 鉄道まつり」(開催日:2019年10月19日)に行ってきました。
その日は、入場無料で日本信号 久喜事業所が一般開放され、運転シミュレーター体験やミニSL運転、通票閉そく器(赤箱)操作体験、さらには有識者の講演や鉄道をテーマにした鉄道落語寄席などが催され、多くの人でにぎわっていました。
そんな鉄道ファンの皆さんを横目に、筆者家族が一目散に目指したのは交通信号機の展示です。建屋内には、押しボタン式信号機の仕組みなどを学べる体験型展示がある他、屋外にも手で触れられる距離に交通信号機が設置されており、普段何げなく眺めているだけの信号機をより身近に感じることができます。
なぜわざわざこのイベントに来たのかというと、小学1年生の息子が大の信号機ファンだからです。そんな息子に影響され、筆者も少しずつですが信号機に詳しくなってきました(笑)。
ところで、皆さんは信号機の裏面を確認したことがありますか? よく見てみるとアルファベット2文字で「NS」「KY」「KO」「SD」などと記載されているものがあります(ちなみに一緒に年式番号も振られています)。
信号機のデザインに秘められた“すてきな妥協”
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