この記事は、2019年9月10日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2020年夏の楽しみといえば、東京オリンピック・パラリンピックの開催ですよね。世界中のアスリートたちが集結し、熱戦を繰り広げるスポーツの祭典を待ちわびている方も多いのではないでしょうか。
筆者もそんな一人ではありますが、もう1つ楽しみにしているイベントがあります。それは、実物大「ガンダム」を動かすプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」です。
説明するまでもありませんが、ガンダムとは1979年放映のアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するロボット(モビルスーツ)で、主人公の少年アムロ・レイがひょんなことからガンダムのパイロットとなり、戦争、人との出会いや別れ、ライバルとの戦いを通じて成長していく……かなりざっくりですが、そんな物語です。ガンダム=(イコール)この“ファーストガンダム”をイメージする方が多いのではないでしょうか。
ガンダム GLOBAL CHALLENGEでは、2020年に18mもある実物大ガンダムを動かすという壮大な目標を掲げています。実物大ガンダムというと、放映30周年を記念してお台場で企画された「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」が記憶に新しいですが、あのとき大地に立っていたガンダム像と同じサイズのものが“実際に動く”というのが今回の目玉。さすがにアニメの世界のように、キビキビと縦横無尽に巨体を動かすことはないでしょうが、どこがどのように動くのか気になるところです。
2020年夏、「こいつ……動くぞ!」は本当に実現するのか?
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いろんな意味でボストンを満喫してきました。