この記事は、2019年9月24日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
先日、エポック社のカプセルトイ「カプセルトイができるまで」の担当者に製品の誕生秘話やカプセルトイ開発における苦労話などを聞いてきました。
そもそも「カプセルトイができるまで」とは何か? ですが、実際のカプセルトイ製作における金型による成形工程や塗装工程、梱包(こんぽう)工程といったプロセスをミニチュア化してカプセルトイに落とし込んだ、かなり“斜め上”を行った試みの製品です。対象年齢は15歳以上。2019年夏に販売を開始したそうですが、筆者は街中で見掛けて即買いしてしまいました。
さて、そんなマニアックなカプセルトイ。そのラインアップの多くに金属部品が使われているわけですが、中でも成形金型のミニチュアは金属の質感や重量、そしてランナー付きの樹脂成形品がぴったりとハマる作り込みが、何とも言えない魅力を醸し出しています。
ぐるぐる巻きのセロハンテープに込められた玩具メーカーの思い
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