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三菱電機が米ソフト会社を買収、FAソリューションの開発力を強化製造マネジメントニュース

三菱電機は米国のソフトウェア会社ICONICSを買収し、100%子会社化する。ICONICSのソフトウェア技術と同社のFA技術を融合させ、FA-IT統合ソリューション「e-F@ctory」を強化するソフトウェア製品の拡充を図る。

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 三菱電機は2019年5月13日、米国のソフトウェア会社ICONICSを買収し、三菱電機グループとして100%子会社化すると発表した。ICONICSのソフトウェア技術と同社のFA技術を融合させ、FA-IT統合ソリューション「e-F@ctory」を強化するソフトウェア製品の拡充を図る。

 同社は、製造業におけるIoT(モノのインターネット)化のニーズに向け、エッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム「Edgecross」に対応した各種ソフトウェア製品群を提供している。

 ICONICSは製造現場のシステム監視やプロセス制御を行うSCADA、IoT分析ソフトウェアなどの開発、販売を手掛ける。FAやPA(プロセスオートメーション)、社会インフラ、ビル管理などの幅広い分野向けに、監視制御用ソフトウェア製品を展開している。

 今回のICONICSの子会社化により、三菱電機はICONICSの保有するソフトウェアの開発資産やノウハウ、エンジニアを獲得し、e-F@ctoryの製品開発力を強化する。これにより、IoT化などのニーズに対応したソフトウェア製品の提供が可能になり、製造現場の生産性や品質向上を支援する。

 なお、子会社化はアメリカ関係当局からの認可取得を前提として、同年度中に完了する見込みだ。

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