今ある3Dプリンタではもう限界! やりたいことが本当に実現できる造形サービス専門エンジニアがトータルサポート

試作から治具製作、最終製品に至るまで、製造業を中心に3Dプリンタの活用が進んでいる。だが、その一方で「造形結果に満足できない」「使用できる材料に制約がある」「今すぐ使いたいのに装置の空きがなくて困っている」など、さまざまな壁に直面している現場も少なくない。そうした課題を抱える現場に対し、ストラタシス・ジャパンは目的に応じた機種、材料選定からデータ作成のアドバイス、実際の出力までをトータルでサポートする造形サービスを展開する。

» 2019年07月01日 10時00分 公開
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 製造業を取り巻く環境が激化する中、製品開発のリードタイムは年々短くなっている。企業は多様化する顧客ニーズに応えつつ、競合他社に先駆けて新製品をいち早く市場投入しなければならない。また、インダストリー4.0を背景としたマスカスタマイゼーションの時代にも備えなければ、グローバル競争で勝ち残ることは難しい。

 こうした変革の時を迎えるモノづくりの世界において、急速に活用が進んでいるのが3Dプリンタだ。日本国内においても自動車や家電を筆頭に、さまざまな製品開発の現場で役立てられている。その活用は、ラピッドプロトタイピングに代表される試作から治具の作成、あるいは最終製品の製造まで幅広い。

3Dプリンタ活用で直面する現場のあるある課題

 このように3Dプリンタの活用は年々身近なものになってきているが、例えば、限りなく実製品に近いモックアップを試作したり、最終製品や製品の一部パーツを製造したりするような場合、どうしてもハイエンド3Dプリンタでなければ実現が難しい。国の補助金制度などを利用してハイエンド3Dプリンタを導入する企業も増えてはいるが、中堅以下の製造業にとって導入ハードルは決して低いものではない。

 一方、既に3Dプリンタが導入されている環境であっても、造形対象や利用目的によっては「精度やサイズが足りない」「使いたい材料が使えない」「色彩表現が不足している」といった課題に直面することも珍しくない。また、別の切り口として「今すぐ使いたいのに装置の空きがない」といった声も聞かれる。

FDM方式のハイエンド3Dプリンタ「Stratasys F900」 ※出典:ストラタシス・ジャパン FDM方式のハイエンド3Dプリンタ「Stratasys F900」 ※出典:ストラタシス・ジャパン

 一口に3Dプリンタと言っても、造形方式や使用できる材料は多岐にわたり、色彩表現を含めた仕上がり、精度、サイズなども大きく異なる。そのため、もし自分の思い通りの造形をしたければ最適な機種、最適な材料を選択しなければならない。しかし、その都度最新の3Dプリンタを導入したり、わずかな造形のために材料を新規購入したりするのは現実的ではない。それ以前に、機種や材料に関する専門知識が必要となる点も忘れてはならない。

 そうこうしているうちに、最新の3Dプリンタや新たな材料が次々と登場していく。これまでやれなかったことが実現可能となり、その選択肢も増えている状況において、「活用したい」「試しに使ってみたい」という欲求はごく自然のものといえるだろう。

 では、仮に最新の3Dプリンタが潤沢に整備され、あらゆる材料が使える環境があったとしたら思い通りの造形ができるだろうか。実はここにも乗り越えなければならないハードルがある。3Dデータの作成だ。例えば「質感の高い革シボを付加して造形したい」といったニーズがある場合、使用する材料特性を加味しつつ、市販ツールを使いモデルの意匠面にシボ加工を施すなどの処理が必要となる。これはほんの一例だが、こうしたニーズに適した利用には、3Dプリンタのみならず、3Dデータをはじめとする関連技術の深い知見やノウハウが要求される。

現場の“困った”に手を差し伸べる造形サービス

 ここまで挙げてきた課題の数々を前に、“見て見ぬふり”をし続けていては、勝てる競争にも勝てない。3Dプリンタを積極的に利用し、製品開発のスピードアップを図っている競合他社との差は広がっていくばかりだ。

 とにかく思い通りに造形したい、今すぐ高精度な試作品を手にしたい、新しい材料を試したい……でも設備投資は難しい。そんな現場の“困った”に手を差し伸べる造形サービスを、3Dプリンタの世界的メーカーであるStratasysの日本法人ストラタシス・ジャパンが提供している。このサービスは「DFP(Digital Factory Portal)」と呼ばれ、造形の見積もり依頼から発注まで全てオンライン上で行える。Stratasysの高精細フルカラー、マルチマテリアル3Dプリンタに代表されるハイエンド機による造形が可能で、実製品に限りなく近いハイクオリティーな試作から冶具、最終製品までさまざまなニーズに対応する。

PolyJet方式のマルチマテリアルフルカラー3Dプリンタ「Stratasys J750」 ※出典:ストラタシス・ジャパン PolyJet方式のマルチマテリアルフルカラー3Dプリンタ「Stratasys J750」 ※出典:ストラタシス・ジャパン

 ストラタシス・ジャパン プロダクト&ソリューション部/アプリケーション エンジニアの竹内翔一氏は、「DFPサービスを通じて、Stratasysの最新3Dプリンタや材料をより多くのお客さまに使っていただきたいと考えています。われわれ専門エンジニアがコンサルティングとして最適な機種、材料をご提案すると同時に、データ作成から造形まで一貫してサポートいたします。ぜひハイクオリティーな造形を体感いただければと思います」と語る。

 実際、見積もり依頼を行った顧客とストラタシス・ジャパンの専門エンジニアがコミュニケーションし、例えば「形状だけを取り急ぎ確認したい」「最終製品と同等レベルの質感を再現したい」といったニーズをヒアリングした上で、最適な機種や材料を提案してくれる。そのため、自分の目的にマッチした3Dプリンタや材料に関する専門知識がなくても、安心してサービスを利用できる。また、「豊富な経験を持つわれわれ専門エンジニアが、3Dデータ作成時のアプローチの仕方や最適な市販ツールの選定をアドバイスするなど、3Dプリンタで造形する前段階のハードルとなる3Dデータ作成においてもフォローいたします」と竹内氏。このように実際に造形するまでの一連の流れを専門エンジニアが直接バックアップしてくれるため、自分たちだけで試行錯誤することなく、3Dプリンタを活用した成功体験をいち早く得ることができる。

【DFPサービスの優位性】

1.種類豊富な最新3Dプリンタをそろえ、多様な材料、サイズに対応できる
2.専門エンジニアによる直接サポートが受けられ、安心して利用できる
3.DFPのパートナー企業の設備を含め、利用可能な3Dプリンタ台数が多い(待ち時間が少ない)
4.単発の造形から小ロット生産、リピートオーダーにも対応できる

※八十島プロシード株式会社、株式会社エムトピア、丸紅情報システムズ株式会社、アルテック株式会社、他


 併せて、アップロードした3Dデータ(STL)は、「ISO 9001とAS9100」の認証を受けたセキュアな環境で厳重に保護される点についても述べておきたい。

ストラタシス・ジャパン プロダクト&ソリューション部/アプリケーション エンジニアの竹内翔一氏 ストラタシス・ジャパン プロダクト&ソリューション部/アプリケーション エンジニアの竹内翔一氏

 「今やモノづくりの世界において、3Dプリンタの存在は欠かせません。お客さまのビジネスを支援し、イノベーション創出を加速させるお手伝いを、DFPサービスを通じて提供していきたいと考えています。われわれと一緒に、新たなモノづくりに向けた大きな一歩を踏み出しましょう」(竹内氏)。

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提供:株式会社ストラタシス・ジャパン
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2019年8月31日