日々のレビュー記録が簡単・明確になり、成果物の品質向上を支援する「Lightning Review」で、一歩進んだレビューを体験しよう。レビューの進捗管理や分析も自由自在で、レビューのあらゆる作業を効率的に実施可能。導入も使い方も非常に簡単だ。
自動車向けソフトウェア開発はますますIT化、ネットワーク化が進み、高機能化してきている。またものすごい速さで派生開発が繰り返される。さらに自動運転技術の採用により、品質への要求はより高度なものになった。ソフトウェアは年々大規模化し、かつ複雑化している。その一方で、多くの人命を預かることになるソフトウェアにエラーが起こるようなことがあってはならない。自動車業界に限らず、さまざまな業界の製品は高度化しており、同様に厳しい状況となっている。
製品の品質確保のカギとなるのが、成果物に対するレビュー(ピアレビュー)だ。今日のソフトウェア開発において、レビューをしない現場も、レビュー記録を取らない現場もあり得ないだろう。レビューにおいては、成果物の隅々まで確認すること、検出した指摘や問題を明確に記録すること、指摘や問題に対する修正結果を確実に行うことが重要である。
質の高いレビューを実施することで、以降の工程における手戻りを大幅に減らし、プロジェクトのコスト削減も期待できる。
また、レビューは教育の場としても活用できる。レビューを通じて、ベテランが後に続く世代に知識やノウハウ、経験を引き継ぐことが可能だ。若手も設計成果物の良い点や悪い点について積極的に考え、不明点はその場で先輩に尋ねることもできる。議事録も、そのための大事な教科書になる。
その重要さや意義をいくら理解していても、多忙極める中、開発者の本分である開発業務ではなく、レビュー記録のような付帯業務に膨大な時間が割かれることには、誰もがストレスといら立ちを覚えるだろう。
多くの開発現場では、レビューの記録としてExcelや成果物に指摘を追記する形式を選択している。Excelを活用することで指摘事項や修正方針、重要度など記録する内容が統一でき、管理や分析がしやすいことがメリットだが、指摘箇所などすべての情報を文字列で記録することになるため、記録の手間や指摘内容の伝達ミスが発生しやすい。
成果物に指摘内容を直接記入する場合、問題がどこにあり何を修正すればよいかを一目で把握することができるが、修正状況を確認したり、指摘の傾向を集計・分析したりするのに手間がかかる。
レビューの大切さを理解していても、記録や管理の手間や修正ミスが入り込みやすいのが現状だ。
デンソークリエイトの「Lightning Review」はピアレビューに特化した支援ツールだ。インストールも簡単で、特別なレクチャーは必要なく、すぐに使い始められる。操作もほとんどがワンクリックで行えて、直感的で、誰でも覚えられる。
それは、Lightning Reviewがレビューの指摘情報をイメージと文字列(コメント)の組み合わせで記録していく仕組みのためである。成果物を指す、または成果物に直接指摘を書き込む感覚で記録できる。レビューの対象は、ExcelでもWordでも、作図ソフトのデータでもPDFでも、何でもよい。
キャプチャーした画像の指摘箇所をマーキングし、コメントを書き込む。Lightning Reviewの基本的な操作はこれだけだ。
シンプルな操作で問題の重要度や分類などの情報もその場で入力できるため、品質の良いレビュー記録となる。現場に合わせた入力項目のカスタマイズも可能だ。
Lightning Reviewは見出しや章番号などレビュー対象の構造を自動解析し、アウトラインを作成する。アウトラインに対して指摘を登録するため、指摘箇所の入力漏れをなくすことができる。
Officeアドインを備えており、成果物から直接指摘を入力することも可能だ。もちろん指摘箇所も自動的に入力される。
サイドバーモードでは1画面にレビュー対象とLightning Reviewを表示可能、ウィンドウを切り替える必要がないため会議室のプロジェクターやモニターに映してレビューする場合に有効だ。
アウトラインを選択して目的の場所に移動することができるため、レビューの効率がさらに向上する。
共有フォルダに格納したレビューファイルを共有設定しておくことで、複数人で同時記録ができる。他の人の指摘内容も確認できるので、指摘が重複する心配もない。
レビュー結果の報告や集計・分析をするために、Excelの議事録が必要な場面もあるだろう。その場合Lightning ReviewからExcel形式の議事録を自動生成することが可能だ。出力フォーマットも簡単にカスタマイズできる。また、PDF出力にも対応している。
Lightning Reviewでのレビュー中に記録されていく指摘はステータス別に色分けされ、画面の中に付箋のように並べられる。誰が見てもレビューの状況が一目で分かるようになっている。
問題点の指摘だけではなく、「ここはよかった!」という「グッドポイント」も付けることが可能だ。こうした情報もプロジェクトの資産になり、開発メンバーのモチベーションアップや成長にもつながる。
レビューで指摘して洗い出した箇所がきちんと対応されたかどうかも、Lightning Reviewで簡単に確認することが可能だ。修正結果もその場でキャプチャーし、修正前後の結果をその場で並べて見比べられる。成果物を開く必要はない。1つの指摘や修正結果に対して、複数の画像も登録できるため、横展開の確認も漏れなく実施できる。
Lightning Reviewには複数のレビューを一気に見渡せる「レビューエクスプローラ」が備わっている。プロジェクトで計画されているレビューの実施状況を横断して1つの画面で確認できる。計画遅れや修正漏れのレビューをすぐに確認できる。
レビューで検出した指摘が修正され確認されているかどうかも、Lightning Reviewが自動集計してくれるので、現状を素早く把握可能だ。
さらに、Lightning Reviewはレビューの記録を分析するためのツールを備える。複数のレビュー結果を自動集計し、ピボットテーブルで指摘や担当者、工程など視点を変えながら分析が可能だ。プロジェクトや工程ごとで、品質状況を確認できる。もちろんグラフ化もできる。集計対象もドラッグ&ドロップで簡単に追加できる。
Lightning Reviewの記録は画面キャプチャーが基本なため、簡単に取り込める上、情報のあいまいさが少なくなる。よって、指摘の誤認識の発生を防ぐことができる。また複数のレビューの実施状況や修正対応状況を見渡して管理が可能なため、指摘事項の対応を徹底的に管理でき、修正漏れや確認漏れをなくすことも可能だ。さらに、工程やプロジェクトを横断して分かりやすく管理できるため、プロジェクト改善にもつなげられる。
デンソークリエイトの試算によれば、Lightning Reviewを導入することで、レビュー工数は導入前の25%削減でき、100人規模のプロジェクトなら年間で約45人月のコスト削減効果があるという。1プロジェクト当たり、3〜4%の工数削減効果も得られるということだ。
すでに導入しているユーザーからも、「レビューが確実に実施されるようになり、修正ミスが大幅に軽減した」という声が多数届いている。以下では、実際のユーザーから寄せられた声を紹介する。
「指摘記録が簡単で明確になった」効果は、シンプルながらインパクトは大きい。また、修正確認までが簡単かつ確実に実施できるというのも利点だ。そしてレビュー状況が分かりやすく管理できるようになり、指摘の傾向分析や分析結果を元にした改善に活用できるため、未来の品質向上が期待できる。
このような効果から「もうExcelには戻りたくない」という声も実際に届いているということだ。
Lightning Reviewなら、すぐにピアレビューや議事録作成の負担を削減することができる。Lightning Reviewは60日間、フル機能が試用できるので、早速試してみたい。特別なサーバ環境を用意する必要もない。
やることはただ1つ。ピアレビューの際に、Lightning Reviewを開けばよい。
いざ購入したい場合も、5ライセンスから購入できるため、小規模なプロジェクトでスモールスタートすることも可能だ。費用も5ライセンスで年間6万円と、予算の少ないプロジェクトや小規模な企業でも手が届く価格だ。
「レビューの専用ツール」導入による現場改革は、試してみる価値は大いにありそうだ。
デンソークリエイトは2018年5月9〜11日に開催する2018 Japan IT Week 春の「第27回 ソフトウェア&アプリ開発展(SODEC)」に出展し、設計レビュー支援ツール「Lightning Review」と工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」を展示する。デモ展示を通じて各製品の詳細について説明する。本記事で紹介したLightning Reviewについても、製品に精通した開発チームやサポートチームから直接話を聞くことが可能だ。
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提供:株式会社デンソークリエイト
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2018年6月27日
「第27回 ソフトウェア&アプリ開発展(SODEC)」(2018年5月9〜11日)にて、設計レビュー支援ツール「Lightning Review」と工数・プロジェクト管理ツール「TimeTracker NX」の展示が決定! デモと詳しい説明で、製品をご体感いただけます。