業務用ウェアラブルデバイスからスーパー3Dプリンタまでモノづくり総合版メルマガ 編集後記

6月はこんな記事がよく読まれました。

» 2016年07月07日 12時00分 公開
[八木沢篤MONOist]

 この記事は、2016年7月7日発行の「モノづくり総合版メルマガ」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japan/TechFactoryの編集担当者による編集後記の転載です。


業務用ウェアラブルデバイスからスーパー3Dプリンタまで

TechFactory

 皆さん、こんにちは。4月から「TechFactory(テックファクトリー)」という製造業向けの会員制情報サイトを担当している八木沢です。

 サイトオープンから約3カ月。皆さんのおかげで順調に会員数を伸ばしていますが、油断をせずに、製品/サービス/技術の選定に役立つ情報を発信していき、より多くの方々にTechFactoryのことを知っていただけたらと思っています。

 ということで、今回のコラムでは6月に掲載した記事の中で、特によく読まれたものをランキング形式でご紹介したいと思います。これを機にTechFactoryの記事コンテンツを定期的に読んで頂けたら幸いです。

 まずは、第10〜6位までを発表します!


 「ウェアラブルデバイス」の業務利用に関する記事が2本ランクインしています。ちなみに、矢野経済研究所によると2016年のウェアラブルデバイスの世界市場規模は、メーカー出荷台数ベースで1億1663万4000台(前年比164.1%)になる見込みだそうです(関連記事:2020年、スマートウォッチは「ポスト・スマホ」の地位を確立)。ランクインした記事では、主にヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)の業務利用について取り上げています。HMDの出荷台数は、スマートフォンをセットして利用できる製品が登場したり、ソニー・コンピュータエンタテインメントからプレイステーション4(PS4)用のHMD「プレイステーション VR」が登場(2016年10月予定)したりと、コンシューマー分野での盛り上がりが期待されており、2016年に大幅に出荷台数を伸ばす見通しだそうです。HMDが一般に浸透すれば、ビジネスシーンでの利活用も今以上に進んでいくのではないでしょうか?

 続いて、第5〜1位までを発表します。


 最新の3Dプリンタと切削加工機の製品ニュースがランクインしました。前者はストラタシス・ジャパンが「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」の会場で初披露したマルチマテリアル&フルカラー対応のハイエンド3Dプリンタ「Stratasys J750」です。36万色以上のフルカラーと最大6種類の素材を同時利用できるマルチマテリアルが特長で、同社が2016年4月に発表した「3Dパーツプリンティング・サービス」の中でも使用されている最新鋭の3Dプリンタです。同社 代表取締役社長 片山浩晶氏はこの3Dプリンタのことを「スーパー3Dプリンタ」と表現していました。

 後者は、ケイズデザインラボと岩間工業所が共同開発した切削モデリングマシン「3D-Mill K-650」です。3Dプリンタを活用したモノづくりの次のステップとして、「切削加工」を見直してほしいという思いから製品開発に至ったそうです。市場ニーズのあるX方向500mmオーバーのワークサイズを確保している点も注目です。

 また、上位にはTechFactoryでしか読めない連載記事が多数ランクインしていますのでこの機会にぜひチェックしてみてください。


特集:調査・予測レポートを読む

アイティメディアの独自調査レポートをはじめ、市場調査会社から発表される報告書、レポート記事などを紹介します(特集ページへ)。

調査・予測レポートを読む


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.