Scene、3D CADからM-BOMや組立手順書をAIが自動作成する「3D Docs AI」を披露:ものづくり ワールド[東京]2026
Sceneは「第38回 ものづくり ワールド[東京]」の構成展の1つである、「第38回 設計・製造ソリューション展[東京]」において、AI(人工知能)を活用し、3D CADデータから組立工程(M-BOM)と組立手順書を作成可能な新機能「3D Docs AI」を披露した
Sceneは「第38回 ものづくり ワールド[東京]」(2026年7月1〜3日、東京ビッグサイト)の構成展の1つである、「第38回 設計・製造ソリューション展[東京]」において、AI(人工知能)を活用し、3D CADデータから組立工程(M-BOM)と組立手順書を作成可能な新機能「3D Docs AI」を披露した。同機能はデンソー 工機部と共同開発し、1つの基盤で設計/生産技術/製造間の連携を可能にする。
3D Docs AIは同社の製造業向けの統合ワークスペース「Scene Workspace」のβ機能として2026年6月から提供されている。同機能を活用することで、3D CADデータからM-BOMを、M-BOMからアニメーション付きの分かりやすい資料(手順書など)を作成できる。また、アニメーションで動きを確認しながら工程や手順の修正が可能だ。ブラウザで動作するため特定の端末に依存せず、ハイスペックなPCや専用ソフトが不要なのも大きな強みである。
3D Docs AIのβ機能はいくつかの顧客に既に展開しており、フィードバックを受けながら改善を進めている。2026年内に正式版をリリース予定だ。
Scene 共同創業者・取締役CEOのビジャヤン・スワティナト氏は「われわれのソリューションはクラウド上でM-BOMや組立手順書を作成したり、作業のコツや注意事項をコメントとして残したりすることが可能だ。これは、他社にはない大きな強みだと思っている。また、操作が分かりやすいとのことで、他社製のシステムからわれわれのシステムに切り替えて利用してもらっている企業も増えた」と語る。
近年の製造業は開発スピードが求められており、設計業務の効率化が必要となっている。一方で、組立工程の設計など一部の設計業務は、特定の設計者に依存してしまう属人化が進んでおり、品質のばらつきや開発スピードの低下といった課題を抱える企業が増えている。このような課題を解決するために、SceneはAIを活用して現場の属人化をなくし、業務効率化を推進するソリューションを開発/提供している。
スワティナト氏は「われわれのソリューションは製造リードタイムを削減したい顧客や、問題を早期に発見できる品質体制を構築したい顧客に役立つと自負している。また、Scene Workspaceの機能強化の方向性として、BOPをシームレスに作成できるといった機能の実装も考えている」と述べた。
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