心肺補助時に22項目のリアルタイム監視で術後合併症リスクを低減:医療機器ニュース
テルモは、体外循環下での心肺補助の際に、動脈血および静脈血のパラメーターを連続モニタリングできる「CDI OneViewモニタリングシステム」を発売した。最新モデルでは、測定項目を22項目に拡大した。
テルモは2026年2月20日、体外循環下での心肺補助の際に、動脈血と静脈血の血液学的パラメーターを連続モニタリングする「CDI OneView(シーディーアイ・ワンビュー)モニタリングシステム」を発売した。酸素供給量(DO2)や酸素抽出率(O2ER)といった術後合併症のリスク低減に寄与する22項目をリアルタイムで可視化する。
CDI OneViewモニタリングシステムは、30年にわたり使用されてきたモニタリングシステム「CDI」シリーズの新モデルだ。本体とディスプレイを分離したデザインを新たに採用し、臨床現場のニーズに合わせて機能を組み合わせられるモジュール構造へ刷新した。専用の流量センサーを追加したことで、血流量のリアルタイム測定が可能になったほか、O2ER、心係数(CI)やDO2AUCといった計算値を自動で算出する。外部デバイスとの連携により、局所酸素飽和度(rSO2)の取り込みにも新たに対応している。
操作性の面では、ディスプレイの小型化とタッチパネルの採用により、限られたスペースでの自由な配置と直感的な操作を両立した。ユーザーごとに表示レイアウトをカスタマイズできる。また、従来モデルと同一のディスポーザブル製品を継続して使用できる設計となっており、接続ミスなどのエラーリスクを抑えつつ、医療従事者の導入負担を軽減している。
国内の心臓外科手術実施施設の約90%に導入されているCDIシリーズを継承し、体外循環管理のさらなる高度化を目指す。
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