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ITエンジニアの出社頻度増加の理由は「コミュニケーションが希薄になった」:キャリアニュース(2/2 ページ)
レバテックが「リモートワークに関する実態調査」の結果を発表した。コロナ禍と比較して出社頻度を増加した企業は36.1%を占めた。増加理由は「コミュニケーションが希薄になった」が46.6%で最も多かった。
出社頻度の増加が離職率の上昇につながると約2割が懸念
出社頻度を増やすことが従業員の離職率に影響を与えると思うかを尋ねたところ、「大きな影響はない」が最も多く63.3%だった。一方で、21.0%の企業が「離職率が上昇すると思う」と懸念を抱いていることが分かった。
次に、猛暑への対策としてリモートワークの導入を検討しているか尋ねた。「既に導入している」が36.1%、「現在導入していないが、検討している」が35.4%となり、約7割の企業が何らかの検討をしていた。
猛暑対策を目的としたリモートワークの導入の狙いとして最も多かったのは、「従業員の通勤ストレスの軽減」(60.5%)、次いで「従業員の熱中症、健康対策」(56.0%)、「従業員満足度の向上」(43.2%)となった。
「猛暑対策を目的としたリモートワークの導入頻度」については、「(気温35℃以上、熱中症警戒アラート発令時など)特定の条件で導入する」(47.4%)が最も多かった。
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どちらが良いのでしょうか。