ニュース
AIを活用した製造業向けクラウド図面管理システムに新機能を追加:メカ設計ニュース
New Innovationsは、AIを活用した製造業向けクラウド図面管理システム「図面バンク」に新機能を追加した。案件単位で管理する図面や関連資料の一括ダウンロードが可能になった。
New Innovationsは2025年5月19日、AI(人工知能)を活用した製造業向けクラウド図面管理システム「図面バンク」に新機能を追加したことを発表した。案件単位で管理する図面や関連資料の一括ダウンロードが可能になった。
図面バンクは、図面と関連書類をひも付けて保存し、AIを活用して数千〜数万単位の過去の図面から類似形状を検索できる。今回、利便性をより高めるため、新機能の追加とアップデートを実施した。
新機能では、従来は個別に対応していた図面や資料を、案件ごとに一括でダウンロードできる。図面の他、見積書や技術文書、CAD/CAMファイルなどの関連資料も一括でダウンロード可能だ。
閲覧権限設定機能もアップデートし、役職や資料タイプごとのアクセス制限に対応。特定の社員がどの資料にアクセスできるか、細かく管理可能になった。セキュリティが強化されたことで、詳細な権限管理に対応する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
機械部品調達プラットフォーム「meviy」にプロジェクト共有機能を追加
ミスミグループ本社は、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」に、複数人で機械部品の設計情報を共有/共同編集できる「プロジェクト共有機能」を追加した。設計、調達にかかるリードタイムを短縮できる。戦略的連携によりバーチャルツインを民間/軍用航空機の開発に活用
ダッソー・システムズは、Airbusとの長期的な戦略的パートナーシップを強化した。Airbusは「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を全社で導入し、全ての民間および軍用航空機、ヘリコプターの開発において活用していく。機構部品をWeb上で簡単に選定できるツールがリニューアル
スガツネ工業は、トルクヒンジなどの機構部品をWeb上で簡単に選定できる「選定ツール さスガくん」をリニューアルした。新機能の追加により、使いやすさが向上している。煩雑な図面管理をスマート化する新システム登場
日本レコードマネジメントは、図面管理業務を効率化する「RM-Drawing Nexus」の提供を開始した。出図の自動化や改訂履歴の管理、フレキシブルな検索機能を備え、品質管理の強化と業務の生産性向上を支援する。軽量3Dデータ技術「XVL」とデジタルツイン基盤「NavVis IVION」の連携を開始
ラティス・テクノロジーの軽量3Dデータ技術「XVL」と、NavVisが開発したデジタルツインプラットフォーム「NavVis IVION」が連携を開始した。変換ソフトを使わずに、NavVis IVIONの点群データをXVLファイル形式で出力可能になった。形材設計の課題を解決する最適化システムの開発に着手
FAIと加藤軽金属工業は、アルミ押出成形の形材設計における課題解決を目的に、トポロジー最適化技術を活用した新たな形材形状の最適化システムの開発に着手した。