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煩雑な図面管理をスマート化する新システム登場:メカ設計ニュース
日本レコードマネジメントは、図面管理業務を効率化する「RM-Drawing Nexus」の提供を開始した。出図の自動化や改訂履歴の管理、フレキシブルな検索機能を備え、品質管理の強化と業務の生産性向上を支援する。
日本レコードマネジメントは2025年5月13日、図面管理を効率化する新システム「RM-Drawing Nexus」の提供開始を発表した。
同システムは、図面管理の柔軟性と精度を高めるとともに、作業ミスの防止や業務効率の最大化を実現するソリューションとして、製造業における品質管理と業務改革を支援する。
図面管理の課題をワンストップで解決
RM-Drawing Nexusは、企業が抱える図面管理の悩みを解決するために開発された。具体的には、分散管理や属人管理による検索性の低下、改訂履歴の取り違え、出図作業の煩雑化、多拠点間のバージョン不一致といった課題に対応できる。
出図業務の効率化、自動押印、フレキシブルな検索、プレビュー、編集などの多彩な機能を搭載しており、図面管理および図面活用業務を支援する。
図面のバージョン管理ミスや押印漏れといったヒューマンエラーを抑制し、常に最新かつ正確な図面データの共有を可能にする。また、高度な検索機能により、目的の図面を迅速に特定できるため、情報共有のスピードが向上し、業務全体の生産性向上につながる。
(※)本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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