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車載用操作機器の狭小スペースに搭載できる小型ハプティックリアクター組み込み開発ニュース

アルプスアルパインは、従来モデルより体積比で約90%小型化したハプティックリアクター「Uタイプ」を発売した。スペースが限られた自動車のステアリングやエアコン操作部への搭載が可能になる。

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 アルプスアルパインは2024年12月25日、従来モデルより体積比で約90%小型化したハプティックリアクター「Uタイプ」を発売した。同年11月より量産を開始しており、車載市場向けに新たな価値を創出する。

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小型ハプティックリアクター「Uタイプ」[クリックで拡大] 出所:アルプスアルパイン

 新製品のサイズは10×19×5mmと小さく、従来モデル(ヘビータイプ)の23×33×13mmから体積比で約90%小型化した。従来モデルでは難しかった、スペースが限られた自動車のステアリングやエアコン操作部への搭載が可能になる。

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左:従来モデル 右:「Uタイプ」[クリックで拡大] 出所:アルプスアルパイン

 自動車の内装デザインの高品位化を背景に操作部のタッチパネル化が進んでおり、操作を知らせる手段として電子音に代わり、直感的な操作感と静粛性維持のため操作フィードバックへの需要が高まっている。新製品はメカ設計と磁気設計の最適化により、サイズを抑えながらも十分な振動力を発揮する。

 従来モデルを適用していた車載用操作機器やゲームコントローラーなどでも、狭小スペースへの搭載が求められる場面でUタイプへの代替が有効になる。振動デバイスの需要は車載市場以外にも拡大することが予測されており、今後は振動力やサイズ、形状のバリエーションの拡充により多様なニーズに応える。

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