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ソニー・ホンダモビリティの「アフィーラ」はZoomのビデオ会議に対応:車載情報機器
ソニー・ホンダモビリティは車内サービスにビデオ会議アプリ「Zoom Meetings」を導入する。
ソニー・ホンダモビリティは2024年11月21日、車内サービスにビデオ会議アプリ「Zoom Meetings」を導入すると発表した。ソニー・ホンダモビリティが2025年に正式発売するEV(電気自動車)「AFEELA(アフィーラ)」のユーザーは、車内のタッチスクリーンやカメラ、マイクを使用してオンライン会議に参加できる。アフィーラの納車は2026年から開始予定だ。
ソニー・ホンダモビリティは2025年1月6日(現地時間)、米国ラスベガスで開催される「CES2025」に合わせたプレスカンファレンスを単独で行う。これまではソニーグループの一員としてプレスカンファレンスに登壇していた。CES2025の会場では、正式発売に向けて進化したアフィーラの最新モデルを展示する他、アフィーラの提供価値として掲げるコンセプト「Autonomy(進化する自律性)、Augmentation(身体、時空間の拡張)、Affinity(人との協調、社会との共生)」の具体像や最新の取り組みを紹介する。
なお、2024年に発表したアフィーラのプロトタイプは、車両サイズが全長4915×全幅1900×全高1460mmで、ホイールベースは3000mmだ。前輪と後輪それぞれに出力180kWの駆動用モーターを搭載する。駆動用リチウムイオン電池の容量は91kWh。150kWの急速充電と11kWの普通充電に対応する。
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