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複数の船舶を陸上から遠隔で航行支援する「陸上支援センター」が完成:船も「CASE」
古野電気は、複数の船舶を陸上から遠隔で航行支援する「陸上支援センター」が完成したと発表した。2025年7月より順次実施する実証実験にて、無人運航船4隻の遠隔航行を同時に支援する計画となっている。
古野電気は2024年7月18日、複数の船舶を陸上から遠隔で航行支援する「陸上支援センター」が完成したと発表した。
同社は、社屋内に同センターを設けた。同センターは、2025年7月より順次実施する実証実験にて無人運航船4隻の遠隔航行を同時に支援する計画となっている。
無人運航システムは、船舶と陸上支援、衛星通信で構成される。2024年10月には、移動型の陸上支援センターも設置する予定だ。
同社は、日本財団が進める無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に参画している。同プロジェクトの第1ステージとして、2022年1〜3月にかけて船舶6隻の無人運航実証を実施した。
現在進行中の第2ステージでは、実証実験に加えて社会実装も目指す。2040年には、国内で運航する船舶の50%を無人運航化する目標を掲げている。
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