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衛星ブロードバンドインターネットの海上利用向けサービスを取り扱い開始:船も「CASE」
古野電気とKDDIは、衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」の海上利用向けサービス「Starlink Businessマリタイムプラン」の取り扱いを開始する。
古野電気は2024年4月10日、KDDIと連携し、衛星ブロードバンドインターネット「Starlink(スターリンク)」の海上利用向けサービス「Starlink Businessマリタイムプラン」の取り扱いを開始すると発表した。
Starlinkは、スペースXの衛星ブロードバンドインターネットサービスだ。数千機の低軌道周回衛星を用いており、既存の衛星通信より高速な点を特徴とする。
Starlink Businessマリタイムプランにより、大型商船やクルーズ船、小型船舶、漁船などが海上で高速な通信環境を利用できるようになる。天候や海流情報の取得、緊急の際の連絡、船舶や港、他船間でのリアルタイムな情報共有が可能となる。
加えて、荷物の積み下ろしやルート調整、船舶のメンテナンスといった作業の効率化、クルーの家族や友人とのコミュニケーションによるストレス軽減などにも寄与する。
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