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通いたくなるオフィス、重要なのはおしゃれな内装と多様なワークスペース素材/化学メルマガ 編集後記

通いたくなるオフィスについてつらつら語っています。

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 この記事は、2024年5月10日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 最近はコロナ禍が落ち着いたこともあり自宅でのテレワークでなく会社のオフィスで働くことも増えてきました。そして、改めて思うのです。「オフィスで働くってあまりメリットないよな〜」と。なぜかというと、自宅でのテレワークには「通勤時間が不要」「リラックスしやすい」などのメリットがある一方、オフィスでの勤務にはこれらのメリットがないからです。

 もちろん、社内のメンバーと対面で会話したり、談笑したりする機会を得られる点はメリットだと思います。しかし、オフィスには「通勤時間が必要なので通いたくなるメリットがもっと欲しいな」と考えてしまうのです。

 「どういうオフィスなら通いたくなるのだろうか」と考えながら、2024年4月24日に、太陽ホールディングスが埼玉県嵐山町の嵐山事業所内で開設した技術開発センター「InnoValley(イノヴァリー)」を取材しました。

 InnoValleyは太陽インキ製造の技術開発の強化を目的に開設された6階建ての施設で、当日は同施設のエントランスや展示スペース、オフィスエリアの見学会も行われました。4〜6階に位置するオフィスエリアは一部に固定席もありますが多くのスペースは働く場所を自由に選べるABW(Activity Based Working)エリアとなっています。オフィスエリアを見させてもらったところ、「これは通いたくなるな〜」と思いました。

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