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コラム

記者が応用情報技術者試験を受けてみた製造マネジメント メルマガ 編集後記

ITジェネラリストとしての能力を測るものです。

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 この記事は、2024年5月7日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 タイトルの通りで、先日実施された応用情報技術者試験(以下、応用情報)を受けてきました。応用情報は情報処理推進機構(IPA)が行う試験の1つで、IT人材として必要な「応用的知識・技能」(IPAのWebサイトより)を備えているかを確かめるもの、とされています。IPAが定める4段階のスキルレベルの中では上から2番目の「レベル3」に位置付けられており、現場で実務経験を積んだITエンジニアやプロジェクトマネジャーなどが多く受験する試験です。企業や部門によっては資格取得が昇格要件に含まれているケースもあります。

 今回、筆者が応用情報を受験したのは、まとめれば「製造業のIT領域を取材する者として、いつかは合格しておきたいを考えていたから」ということになります。特に会社から受験を強制、奨励されていたわけではなく、言ってしまえば完全に自分の“名誉”のために受験したわけです。もちろん、記者の昇格要件に関わらないので、キャリアアップにも全くつながりませんし、資格取得の報奨金も出ません。

「GHGプロトコル」など意外な問題も

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