ニュース
「ゴジラ」の手が履く人を支えている――話題のシューズ製作に専門技術を提供:デザインの力
アパレルブランド「ha | za | ma」が手掛けた「ゴジラシューズ」の製作において、第七創個のプロダクトデザインチームmudsnailが専門技術を提供した。
第七創個は2024年3月21日、アパレルブランド「ha | za | ma」が手掛けた「ゴジラシューズ」の製作において、同社のプロダクトデザインチームmudsnailが専門技術を提供したと発表した。
ゴジラシューズは、東宝の特撮映画に登場する架空の怪獣「ゴジラ」の手が、靴を履く人を支えているかのようなデザインが印象的なシューズで、映画「ゴジラ-1.0」が第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した際に映画製作チームが履き、注目を集めた。
ゴジラシューズの製作プロジェクトに対し、第七創個は高度なデジタルおよびアナログ制作技術を融合させる独自の視点と、それらを実現するmudsnailの専門技術を提供。3Dデータ制作から出力、職人の手作業で製作されたアッパー部分との勘合までを担った。これらを実現した技術力はアパレル業界だけでなく、幅広い製品開発に応用できるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- オフィスデータを活用した生成AIの共同開発契約を締結
イトーキと燈は、生成AI共同開発契約を締結した。両社の強みを生かして、オフィスデザイン自動生成AIと関連したアプリケーションや、瞬時にオフィスデザインをシミュレーションできるアプリケーションを開発する。 - 科学的設計プロセスによる新たなボディー構造を採用したエレキギター
ヤマハはエレキギターの新モデル「Pacifica Professional」と「Pacifica Standard Plus」の販売を開始する。同社独自の科学的設計プロセス「アコースティック・デザイン」による新しいボディー構造を採用するなど音響特性を追求している。 - 生成AIとブロックチェーン技術で小型低速EVをデザイン、ヤマ発との共創で実現
Final Aimはヤマハ発動機との共創を通じて開発した1人乗り電動マイクロトラクターのプロトタイプモデルを「東京オートサロン2024」で初披露した。ヤマハ発動機の「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」をベースとし、デザイン開発に生成AI、スマートコントラクト技術を活用している。 - LEXUSデザイナー陣が発信するモビリティの枠を超えたアートインスタレーション
トヨタ自動車のLEXUS(レクサス)ブランドは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、レクサスのデザイナーによるアートインスタレーション「Kehai(気配)の森」に関する展示を行った。 - ダイハツが新提案するクルマの在り方、あえて作り込まず楽しみ方を利用者に委ねる
ダイハツ工業は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、軽乗用EVのコンセプトカー「me:MO」を訴求していた。利用者のライフステージや用途の変化に合わせて内装/外装の意匠から車両形態までカスタマイズできるのが特長だ。 - さまざまな家電の性能アップに貢献しているシャープの生物形態模倣技術
シャープは「CEATEC 2023」のアドバンスドテクノロジーエリアに出展し、15年の歴史を誇る同社独自の生物形態模倣技術「ネイチャーテクノロジー」の歩みと新プロダクトについて訴求していた。