LEXUSデザイナー陣が発信するモビリティの枠を超えたアートインスタレーション:ジャパンモビリティショー2023
トヨタ自動車のLEXUS(レクサス)ブランドは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」において、レクサスのデザイナーによるアートインスタレーション「Kehai(気配)の森」に関する展示を行った。
トヨタ自動車のLEXUS(レクサス)ブランドは、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー、旧東京モーターショー)」(プレスデー:2023年10月25日〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日、東京ビッグサイト)において、レクサスのデザイナーによるアートインスタレーション「Kehai(気配)の森」に関する展示を行った。
Kehaiの森はモビリティの枠を超え、レクサスの次世代の姿を描き出すクリエイションの一つであり、今回の展示は2023年5月に開催されたブランド体験スペース「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」での取り組み(Kehaiの森)をベースとした内容になっているという。
作品を手掛けたのは、コンセプトカーなどの先行開発を担当するレクサスのデザイナー陣4人で、Kehaiの森は「Allure(魅惑)」「Mesmerizing(魅了)」「Imaginative(思索)」「Ephemeral(刹那)」の4つのアートピースを通じ、見る者の五感を刺激してレクサスの魅力や提供価値を伝えるアートインスタレーションとなっている。
展示ブースでは、竹と銅の糸で編まれた導電性を備えるテキスタイル(布)が複数吊り下げられており、各アートピースのライトアップにより作り出される光と影、その表情を変化させる空気の流れ(風)によって、独創的な世界観を作り出していた。
例えば、Allure(魅惑)は空から降る落ち葉をモチーフにした作品で、空気の流れでひらひらと回転し、光のきらめきを演出する。網目模様が施された曲面が特長のオブジェは3Dプリンタで制作されたものだという。また、Ephemeral(刹那)はライトアップされた円筒形の台座に置かれた2つのオブジェが風の力でゆっくりと回転しながら光と影によるゆらめきを表現していた。
なお、Kehaiの森の中で、4つのアートピースによるさまざまな表情を映し出していた竹と銅の糸で編まれた導電性を備えるテキスタイルは、「レクサスの次世代バッテリーEV(電気自動車)コンセプト『LF-ZC』の内装に採用された『Bamboo CMF Concept』に通じている」(説明員)という。Bamboo CMF Conceptでは、テクノロジーを通じて竹という伝統的な素材の新たな可能性に挑戦し、環境配慮とラグジュアリーなデザインという2つの価値を同時に提供することを目指す。
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