この記事は、2024年2月8日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
読者の皆さまの中には、非IT部門の出身でありながら、業務改善やスキルアップのために、デジタル技術の知識や技能を身に付けようと奮闘されている方もいるでしょう。同志と呼ばせてください。実は、約3カ月にMONOist編集部に加わった中年記者こと筆者もその1人です。
※普段は建設系メディアBUILTを中心に執筆しています。
筆者は前職で紙の雑誌や書籍を発行する出版社に勤務し、ビジネス系Webメディアの編集を担当していました。「Webまわりのことならアイツに聞け」という「ちょっとITリテラシーの高い人」の立ち位置で、自分はデジタルに強い側の人間だと思い込んでいました。MONOist編集部に参加することが決まり過去記事を読みあさる中で、それが「思い上がり」に他ならず、自分の持つ「ITリテラシー」は浅瀬で水遊びをしていたレベルにすぎないことを悟りました。ITの大海原は、想像以上に広かったのです。
「謎用語」の数々に衝撃 日本語の文章なのに、読めない
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 技術ありきで生成AIは導入しない、日立が見据える「DX2周目」の堅実な戦い方
大手企業を中心に進む「生成AI」の導入。一方で「技術ありきの改革」に陥らないようにするにはどうすればよいのか。日立製作所の吉田順氏に、同社の生成AI活用の現状と併せて尋ねた。 - 日鉄ソリューションズ、企業の業務変革に向けた生成AI活用支援サービス提供
日鉄ソリューションズは、企業の業務変革を目的とした「生成AI/ChatGPT活用支援サービス」の提供を開始した。生成AIの導入に向けた企画構想から、生成AIを活用した業務設計、実システムの構築、運用、全社への横展開支援までが含まれる。 - 日立の生成AI活用は生産性向上と安心安全の両輪で、推進組織も発足
日立製作所が生成AIに関する同社の取り組みについて説明。生成AIの安全かつ有効な社内外での利活用を推進するCoE組織「Generative AI センター」を新設したことも発表した。 - 帝人がグループ社員向けに独自の生成AIサービスを導入
帝人は、グループ社員向けに独自の生成AIサービスを導入した。文章の作成や翻訳、要約、データの分析などに使用し、業務の効率化を目指す。2024年1月以降に本格運用を開始する予定だ。 - NVIDIAのGPUインフラが生成AI開発でも優位性を発揮できる理由とは
本稿ではNVIDIAが開催したオンラインイベント「NVIDIA 生成AI Day 2023 Fall」での講演、「生成AIの開発と運用を支えるエヌビディアの最新インフラ」の内容を紹介する。 - 生成AIはほとんどの人が「業務利用の経験なし」、実態調査結果を公開
AI insideは、生成AIの活用実態、意向に関する調査結果を公表した。生成AIを継続的に業務で活用しているのは全体のわずか7.8%で、認知度は55.5%だったが、未利用者が84.4%に上ることも分かった。