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タイの10時間耐久レースで「プリウス」も参戦、CN燃料で走る電動化

トヨタ自動車はタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われる10時間耐久レース「IDEMITSU SUPER ENDURANCE SOURTHEAST ASIA TROPHY 2023」に参戦する。

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 トヨタ自動車は2023年12月18日、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われる10時間耐久レース「IDEMITSU SUPER ENDURANCE SOURTHEAST ASIA TROPHY 2023」に参戦すると発表した。

 既に耐久レースで活躍している、カーボンニュートラル燃料を使用した「GR86」や水素エンジン「カローラ」に加えて、「プリウス」の市販モデルをベースにした参戦車両を新たに投入する。プリウスもカーボンニュートラル燃料を使用して走る。

 タイでトヨタ自動車とともにカーボンニュートラルの実現に取り組むCharoen Pokphand(CP) Groupの執行役であるKachorn Chiaravanont氏(CPグループで交通サービス事業を担うTrue Leasingの社長も兼務)がプリウスのドライバーとして参戦する。

 これまでTOYOTA GAZOO Racingは世界耐久選手権(WEC)への参戦を通じてレース向けHEV(ハイブリッド車)の技術を開発してきた。今回の10時間耐久レースではスポーツ走行に適した技術を投入し、走りの魅力と燃費性能の両立に向けて技術を鍛える。

 今回、水素エンジンカローラでは、Charoen Pokphandの養鶏場で発生した鶏糞や、トヨタ自動車の拠点で発生した廃棄食料から生成したバイオガスを使って製造した気体水素を燃料の一部に使用する。また、レースのイベント会場では、Charoen Pokphandとの実証実験に使用した燃料電池ドローンを初披露し、水素利活用のモデル構築に向けた仲間づくりを推進する。


実証実験に使用した燃料電池ドローン[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

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