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トヨタのコネクテッドカーのデータで渋滞解消、CO2排出半減を目指す:モビリティサービス
NTTデータは、トヨタ自動車が保有するコネクテッドカーのデータを利用した混雑解消の実証実験を開始する。対象とするエリアは三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYの駐車場とその周辺道路だ。
NTTデータは2023年2月10日、トヨタ自動車が保有するコネクテッドカーのデータを利用した混雑解消の実証実験を開始すると発表した。対象とするエリアは三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市)の駐車場とその周辺道路で、これらを走行する車両のCO2排出量を半減させることを目指す。
実証実験では、コネクテッドカーの車速や燃費など過去の走行データに加えて、その時に走行している車両のデータを組み合わせてリアルタイムに処理、分析する。NTTデータ独自のモデルで分析を行う。
この結果をららぽーとTOKYO-BAYのWebサイトで「周辺道路の混雑状況」としてグラフや地図を用いて表示し、情報は随時更新していく。これにより、混雑時の行動変容を促して交通流を分散できるか、渋滞によるCO2排出削減にどれだけ貢献できるかを検証する。
実証実験の実施期間は2023年2月13日〜3月12日。ららぽーとTOKYO-BAYの駐車場と、半径500m以内の周辺道路を対象とする。NTTデータは、実証実験を通じてコネクテッドカーのデータを渋滞解消に利活用する方法を確立することを目指す。また、交通流デジタルツインなどの活用も通じて、カーボンニュートラルな社会に貢献したい考えだ。
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