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横浜ゴムがインドで新工場を前倒し稼働、オフハイウェイタイヤの生産を開始:工場ニュース
横浜ゴムは2022年8月18日、インドで建設を進めてきたVisakhapatnam(ヴィシャカパトナム)工場での生産を開始したと発表した。新工場は当初2023年第1四半期の開所予定だったが、旺盛な需要に対応するため前倒ししたという。
横浜ゴムは2022年8月18日、インドで建設を進めてきたVisakhapatnam(ヴィシャカパトナム)工場での生産を開始したと発表した。新工場は当初2023年第1四半期の開所予定だったが、旺盛な需要に対応するため前倒ししたという。
ヴィシャカパトナム工場は、農業機械用タイヤなどオフハイウェイタイヤ(OHT)の生産販売子会社であるYokohama Off-Highway Tires(ヨコハマ・オフハイウェイタイヤ、YOHT)の生産能力増強を目的に建設した。YOHTでは現在、インドにDahej(ダヘジ)工場とTirunelveli(ティルネルヴェリ)工場を保有し、主力ブランドであるALLIANCE、GALAXY、PRIMEXの農業機械、建設車両、産業車両、林業機械用タイヤなどを生産している。
YOHTは市場の成長率を大きく上回る成長を続けており、これに対応するためダヘジ工場の生産能力を1.6倍に引き上げる拡張に加え、2020年第3四半期からヴィシャカパトナム工場の建設を進めてきていた。新工場の年間生産能力は第1期が日量69トン(ゴム量)、第2期増強分を加えて日量132トン(ゴム量)を計画している。第2期の生産開始は2024年第1四半期を予定する。将来はさらなる能力増強も視野に入れているという。
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