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マイクロソフトとP&G、クラウド活用による製造業のデジタル化に向け提携:製造マネジメントニュース
マイクロソフトは、クラウドを活用した製造業のデジタル化に向け、The Procter & Gamble Company(P&G)との提携を発表した。「マイクロソフト Azure」を基盤とし、P&Gの世界100カ所以上の製造拠点のデータをデジタル化して統合する。
マイクロソフトは2022年6月9日、クラウドを活用した製造業のデジタル化に向け、The Procter & Gamble Company(P&G)との提携を発表した。
今回の提携では、「マイクロソフト Azure」を基盤とし、P&Gの世界100カ所以上の製造拠点のデータをデジタル化して統合する。AI(人工知能)やML(機械学習)、エッジコンピューティングを強化することで、P&Gではリアルタイムの状況可視化や意思決定の迅速化が可能になる。
既にP&Gでは、マイクロソフトの「Azure IoT Hub」や「Azure IoT Edge」を活用し、紙おむつやペーパータオルの製造工程において生産性の向上に成功。今後、製造プロセスの持続可能性を最適化するため、マイクロソフトのMLやデータストレージプラットフォームを活用し、「Family Care」の製紙機械設備全体におけるエネルギー利用率の向上を目指す。
また、両社の専門家で組織するDigital Enablement Office(DEO)を共同で設立した。DEOはインキュベーターとして、製品製造やパッケージプロセスでP&G全社に展開可能な重要なビジネスシナリオの創出も視野に入れている。
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