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アウディが「Q4 e-tron」を発表、「2025年に日本でEV1万台」に向けて一歩電気自動車

アウディジャパンは2022年1月17日、東京都内で会見を開き、電気自動車(EV)の第3弾となるSUV「Q4 e-tron」を披露した。発売は2022年秋以降を予定している。税込み車両本体価格は599万〜716万円となる。

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「Q4 e-tron」とアウディジャパンのマティアス・シェーパース氏[クリックで拡大]

 アウディジャパンは2022年1月17日、東京都内で会見を開き、電気自動車(EV)の第3弾となるSUV「Q4 e-tron」を披露した。

 発売は2022年秋以降を予定している。税込み車両本体価格は599万〜716万円となる。同社 ブランドディレクターのマティアス・シェーパース氏は「Q4 e-tronを通してEVユーザーを増やしていきたい」と意気込みを見せた。

 これまでアウディが発売したEVは、大型SUVタイプの「e-tron/e-tron Sportback」や、車両価格1399万円の「e-tron GT」といったハイエンドモデルだった。2021年の日本におけるEV販売台数は332台で、アウディの日本販売の1.5%だった(2021年の登録台数は2万2535台で、前年から微増だった)。

大型SUVのe-tron(左)。e-tron GT(右)[クリックで拡大]

 これらのEVに対し、Q4 e-tronは全長4.59m、全幅1.87mで比較的コンパクトなサイズとなる。EV専用プラットフォーム「MEB」の採用により、上位モデルのSUVでエンジン車の「Q5」に匹敵する室内空間や荷室を確保した。室内長はQ5をしのぐ。後部座席の足元の空間もゆとりを持たせたという。

Q4 e-tronの外観[クリックで拡大]
ボンネットを開けると補機類などが見える(左)。荷室の広さも重視した(右)[クリックで拡大]

 Q4 e-tronのバッテリー容量は全グレード共通で82kWh、システム電圧は400Vとなる。リアアクスルにモーターを1基搭載した後輪駆動で、最高出力150kW、最大トルク310Nmを発揮する。1回の充電で走行できる距離は欧州値で516kmだ。普通充電は最大8kWまで、急速充電はCHAdeMO規格の125kWに対応する。

急速充電の整備にも注力

 アウディジャパンは、2025年にEVの販売比率を35%に引き上げる。台数にして1万台以上だ。フォルクスワーゲン(VW)グループの各ブランドでも、日本でのEV販売を拡大する。EVユーザーの増加に対応するため、日本のVWグループで自社ユーザー向けの急速充電の整備を進める。現状は90kWと50kWの2種類の急速充電器が合計50カ所のディーラーに設置されているが、2022年の後半から150kWの急速充電器を52カ所で設置する。「150kWの急速充電を利用すれば、10分間で走行距離130km分の充電が可能だ」(シェーパース氏)。

 日本のVWグループで設置する急速充電器も含めると250店舗に拡大する。「日本最大の急速充電ネットワーク」(シェーパース氏)だと自信を見せる。また、ゴルフ場やホテルなど目的地で利用する普通充電の普及にも取り組む。普通充電は、VWグループのユーザーに限定せず広く利用できるようにする。

 アウディでは、2025年に最後のエンジン車の新モデルを生産し、2026年からは新型車は全てEVとする。中国以外でのエンジンの生産は2033年に終了する計画だ。

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