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協働ロボット搭載形無人搬送車の最新機種を発売、コストを30%低減:協働ロボット
明電舎は、ファナックの新型協働ロボット「FANUC Robot CRX-10iA/L」の搭載に対応した無人搬送車「RocoMo-V」の販売を開始した。AGV機能の最適化や部材の見直しなどにより、コストをこれまでの製品に比べて30%低減した。
明電舎は2021年4月8日、ファナックの新型協働ロボット「FANUC Robot CRX-10iA/L」の搭載に対応した無人搬送車(AGV)「RocoMo-V(ロコモブイ)」を開発し、同月より販売を開始したと発表した。
AGV機能の最適化や部材の見直しなどにより、コストをこれまでの製品に比べて30%低減している。AGVとロボット間のデータ送受信量は、これまでの50倍に増強したため、AGVとロボットの連動性が向上し、より複雑なシステムを構築できる。
RocoMo-Vには、ファナックの新型協働ロボットを搭載。凹凸のない丸みのある外観によりアーム間の挟み込みを回避し、人がロボットアームを直接操作するダイレクトティーチで簡単に教示できる。許容積載質量は64kgで、うちロボット手首部可搬質量相当は10kg、積載搬送物は54kgだ。
ベース台車のAGVは、走行エリアの地図情報をLiDARにより生成し、自己位置を推定して走行するSLAMに対応。設備のレイアウトを変更した際も柔軟に対応する。充電方式は自動充電で、オプションで非接触充電も可能だ。ちりや油などの汚れによる接続不良を防ぎ、さまざまな作業環境でスムーズに充電できる。使用環境は0〜45℃となる。
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