この記事は、2020年8月25日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
指紋1つなく常にピカピカの状態で使いたい、傷なんてもっての外――。
憧れのクルマや腕時計、あるいは最新のスマートフォンなど、それを手に入れるまでは欲しい気持ちでいっぱいだったはずが、手に入れた瞬間から心配事に変わることってありますよね。
「モノを大切にしている」といえばそうなのかもしれませんが、本来の目的である「使用」よりも「所有」が勝ってしまい、何だかおかしなことになっているような気もします(いや、単に貧乏性なだけなのか)。
このステイホーム期間、筆者も長らく憧れていたあるモノを2点ほど購入したのですが、手に入れたうれしさを通り越して、汚れたらいやだな、落として傷つけたらどうしよう……という思いにとらわれて過ごしていました(過去形)。
モノは使ってなんぼ……なのは分かっているが
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