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AI活用で作業時間を大幅短縮、生産計画立案システムを開発製造ITニュース

サントリー食品インターナショナルと日立製作所は、AIを活用して最適な生産計画を自動立案するシステムを協働で開発した。同システムでは、これまで平均毎週約40時間かかっていた立案作業時間を約1時間に短縮できる。

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 サントリー食品インターナショナルと日立製作所(日立)は2018年10月31日、AI(人工知能)を活用して最適な生産計画を自動立案するシステムを協働で開発したと発表した。

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サントリーにおける生産計画業務の課題とAIシステム導入後の目指す姿(クリックで拡大) 出典:日立製作所

 サントリーの計画立案に関するノウハウと日立のAI技術を組み合わせて、両社は需要の変化に対応し、複雑な制約条件のもとで最適な生産計画を立案できるシステムを開発した。同システムをサントリーの製造拠点に適用したところ、これまで平均毎週約40時間かかっていた立案作業時間を約1時間に短縮できた。

 この結果を受けて、サントリーは2019年1月から同システムを国内の自社および委託先工場に適用し、実運用を開始する。また、日立も同システムを汎用化し、同社の先進的なデジタル技術を活用したサービス「Lumada」の製造業向けソリューションの1つとして展開する。

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