医療機器開発には、IoTやAIなどのデジタル技術を取り入れるだけでなく多様化/複雑化する規制に対応するために解決すべき課題が山積している。この解決に有効なのが、PLM、ALM、SLMなどを組み合わせて製品の設計や生産、運用、メンテナンスといった各プロセスをデジタルデータでつなぐ「クローズドループ」だ。
PLMシステムのメリットは数多くあるが、導入に多大な苦労が伴うと考える人も多い。現場へのスムーズな導入に必要な考え方や施策について、PTCのPLMパッケージ「Windchill」を先進的な取り組みにつなげた荏原エリオットの事例を紹介する。
製造業がDXを進める中で、紙ベースの業務プロセスからの脱却を図るため、PLMシステムによる情報の一元化を目指す企業も多くみられる。PLMシステム導入のポイントや実現可能な未来について、PTCのWindchillを使って業務効率化に成功した三菱マヒンドラ農機に話を聞いた。
日本を含めた世界的な需要増により、徐々に拡大しつつあるPLM市場。その中で特に大きな存在感を示すのが「Windchill」を手掛けるPTCだ。PLM市場のリーダー企業である同社の最新グローバル戦略について、シニアバイスプレジデントのマーク・ロボ(Mark Lobo)氏に聞いた。
製品情報の社内共有基盤としてPLMシステムの活用を考えていても、個別最適化された現場の実情に合うかどうか悩み、導入をためらう企業も多い。導入の手軽さが魅力であるPTCのSaaS型PLMソリューション「Windchill+」は、このような企業を後押ししてくれるだろう。
製品を企画し、設計し、製造し、出荷して使用してもらう。この一連のバリューチェーンの情報を活用し、複雑化するモノづくりをより高度に効率的に行えるようにする取り組みが広がっている。その基盤として、PLMへの注目度も改めて高まりつつある。そもそもPLMとは何なのか、なぜ求められているのか。本稿では基本的な知識から分かりやすく解説する。
矢野経済研究所は、2022年の国内PLM市場規模推移と予測に関する調査結果を発表した。2022年の同市場規模は、システムメーカー出荷金額ベースで前年比5.2%増の2940億5900万円となった。
PTCは、SaaSを基盤としたPLMソリューションの最新版「Windchill+」の提供を開始した。SaaSを基盤とすることで、DX推進の効果とPLMの持つ俊敏性やオープン性を兼ね備えている。
PTCは、アプリケーションライフサイクル管理ソフトウェア「Codebeamer」の開発、販売を手掛けるIntland Softwareを買収した。単体またはPLMソフトウェア「Windchill」や「Arena PLM」と組み合わせて提供する予定だ。
PTCは、フィールドサービス管理ソリューションなどを提供するServiceMaxを買収する。買収により、両社の特徴を生かした製品ライフサイクル全般の情報を管理するソリューションが提供可能になる。
提供:PTCジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2024年5月19日
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