ニュース
住友ベークライトが京セラの半導体材料事業の一部を承継し、新会社を設立:製造マネジメントニュース
住友ベークライトは、京セラのケミカル事業(半導体材料など)の一部を承継した新会社の全株式を取得し、「住友ベークライトケミカルソリューション」として発足させた。
住友ベークライトは2026年10月30日、京セラのケミカル事業の一部を承継する新会社の全株式を取得し、同社が「住友ベークライトケミカルソリューション株式会社」として同日付で発足したと発表した。
新会社の発足に当たっては、京セラが営むケミカル事業のうち、半導体封止用エポキシ樹脂成形材料や半導体用ボンディングペースト、工業用樹脂などに関する事業を、京セラが新たに設立した会社が吸収分割により承継。その上で、住友ベークライトが新会社の全株式を取得している。
AIデータセンターなどの用途でより幅広い顧客ニーズに応えていく
住友ベークライトは「中期経営計画2024〜26」の下、事業ポートフォリオの変革と事業拡大を戦略的に推進している。
今回、京セラのケミカル事業の一部を承継する新会社を住友ベークライトのグループに迎えることで、ICT領域における存在感を一層高めるとともに、高付加価値製品を創出する技術力の強化を加速する。
住友ベークライトが半導体封止用エポキシ樹脂成形材料や半導体用ボンディングペーストなどの分野で培ってきた技術力と、新会社が有する独自技術を組み合わせ、成長が見込まれるAI(人工知能)データセンターなどの用途において、より幅広い顧客ニーズに応えていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
耐久性に優れるモスアイシートを開発、1000回のレンズ拭きに対応
住友ベークライトは、「CEATEC 2023」で、開発中の高耐久低反射ポリカーボネートシート、高周波拡散フィルム、メタサーフェス反射板を披露した。
業界初! 住友ベークライトが230℃耐熱のSiC向け封止材を量産
住友ベークライトは、SiCパワーモジュール向けに業界最高水準のガラス転移温度230℃を実現したエポキシ樹脂封止材料「EME-G785シリーズ」の量産を開始した。
次世代半導体の壁を超える、住友ベークライトの新液状封止材
生成AIの普及を背景に、半導体パッケージの大型化/複雑化が急速に進んでいる。このトレンドに伴う製造上の大きな課題「基板の反り」を解決すべく、住友ベークライトが新たな一手となる液状封止材「EME-Lシリーズ」を開発した。
Euro7対策に光明、ブレーキダスト24%減のバインダー樹脂を開発
2028年適用予定の欧州の排ガス規制「Euro7」では、ブレーキダスト(摩耗粉)も規制対象となる。この厳しい環境規制をクリアするための切り札として、住友ベークライトが自動車用ブレーキパッド用の新たなバインダー樹脂を開発した。
ボタン電池で動作する省電力電子調光シート、住友ベークライトが開発
住友ベークライトは、「第15回国際カーエレクトロニクス技術展」において、メモリー効果を持つとともに省電力な電子調光シートを披露した。