最軽量の「WHILL」を帝人のカーボン素材が実現、ほれ込んだ点とは……:材料技術(2/2 ページ)
持ち運べるモビリティがさらに進化した。WHILLシリーズの新型「WHILL Model C Lite」は、帝人と共同開発した熱可塑性炭素繊維複合材料をフレームに採用。軽さとタフな耐久性を両立し、シリーズ最軽量の18.6kgを達成した。
カーボンブレードサスペンションが衝撃や振動をしなやかに吸収
WHILL Model C Liteは、前輪のサスペンションや、後輪のカーボンブレードサスペンションが衝撃や振動をしなやかに吸収し、滑らかな走行に対応する。蒸れにくくへたりにくい高品質クッションや、斜面での片流れを防止する走行制御機能も搭載し、長時間の利用にも応じる。
同製品は、特許取得のオムニホイールを搭載し、約50mmの段差の乗り越えや凸凹道/芝生などのオフロードも走破できる。余裕がある足置きスペースを確保しながら、最小回転半径811mmの小回り性能で狭い道もスムーズに通行可能だ。これにより、道を選ぶ心配が減り、行動範囲が広がる。
さらに、片手のワンタッチ操作で直感的な折りたたみと展開が可能だ。そのため、身体に一部制約がある人に加えて、荷物を抱えている場合でも取り回しがしやすく、自動車の荷室や玄関への収納もスムーズにしている。
また、IPX5レベルの防水性能、身体に合わせたフィッティング機能、着脱式バッテリーの採用など、多方面から日々の移動を支える機能も備えている。通常の約1.6倍の走行距離を実現する大容量バッテリーや、クルマへの積み込みを快適に行える「らくらく車載アタッチメント」、車載マットカバー、豊富なカラーバリエーションなどのオプションも用意している。
WHILL Model C Liteの価格は46万8000円(非課税、送料調整費別)〜となっている。なお、同社は2027年3月に神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」において「会場内パーソナルモビリティ」の提供事業者に採択された。導入モデルはWHILL Model C Liteで、広い敷地内の快適な移動サービスとして100台規模で貸し出すことにより、気軽に最新の近距離モビリティを体感できる機会を創出するとともに、回遊性と体験価値の向上を目指す。
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