充電式LEDハンドランプで焼損事故、電気ケトル3万台超リコールも:リコール製品情報まとめ(2026年7月版)(4/4 ページ)
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年7月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
カヤックの縫い目が破裂、重大な事故につながる恐れ
モンベルは2026年7月23日、空気を入れて膨らませて使用するインフレータブルカヤック「オタリア 360T」について、リコールを発表した。
対象製品は、生地の強度不足により、空気を注入した状態で一定時間が経過すると、デッキ部とボトム部の縫い目が破裂する可能性があるという。重大な事故につながる危険があるとして、速やかな使用中止を呼び掛けている。
対象製品の販売期間は2026年5月16日〜7月23日で、対象台数は40艇。回収の上、返金する。
| 商品名 | JANコード | 品番 | 販売期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| オタリア 360T(インフレータブルカヤック) | 4582755173728 4582755173735 |
2341040 | 2026年5月16日〜7月23日 | 40艇 |
| リコール製品の概要 | ||||
モバイルプロジェクターの内蔵バッテリーから発煙
ベンキュージャパンは2026年7月24日、充電式モバイルプロジェクター「BenQ GV31」および「BenQ GV31-JP」について、海外で内蔵バッテリーから発煙する事故が発生したことを受け、リコールを発表した。なお、日本国内では同様の事象は確認されていないという。
対象製品の販売期間は2023年9月〜2025年4月で、対象台数は962台。回収の上、無償で交換修理する。対象製品のユーザーに対しては、直ちにACアダプターを製品本体および家庭用コンセントから抜き、使用を中止するよう呼び掛けている。
| 商品名 | 品番 | 販売期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| BenQ GV31 BenQ GV31-JP |
GV31 GV31-JP |
2023年9月〜2025年4月 | 962台 |
| リコール製品の概要 | |||
子ども向け玩具のネジが外れる不具合、誤飲リスクも
くもん出版は2026年7月30日、子ども向け玩具「くるくるチャイム」の一部について、リコールを発表した。
2026年5月に製造した商品の一部で、本体底面のネジ止めに不備があり、長さ約10mmのステンレス製ネジが本体から外れる不具合があることが判明した。ネジを誤飲する可能性があるため、対象ロットを自主回収する。なお、現時点で誤飲に関する申し出はないという。
対象製品の販売期間は2026年5〜7月で、対象台数は1105個。回収の上、返金または検品済みの良品との無償交換で対応する。
| 商品名 | JANコード | 製造ロット番号 | 販売期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|---|
| くるくるチャイム | 4944121547784 | 6F12 | 2026年5〜7月 | 1105個 |
| リコール製品の概要 | ||||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
使用中に発火、サーキュレーター10万台をリコール
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年6月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
エコキュートで約24万台の大規模リコール
経済産業省が公開しているリコール情報に基づき、2026年5月に公表された主なリコール対象製品とその実施理由についてまとめた。
「星のカービィ」食玩を自主回収、ボタン電池膨張で
バンダイは、2026年6月22日から販売している玩具菓子(食玩)「星のカービィ キャライト」(全7種)を自主回収すると発表した。一部商品でボタン電池の膨張により電池蓋が閉まらない不具合が確認されており、破裂や液漏れの恐れがあるという。
「ねじ締結体」を理解する
金属疲労を起こした際にかかる対策コストは膨大なものになる。連載「CAEを正しく使い疲労強度計算と有機的につなげる」では、CAEを正しく使いこなし、その解析結果から疲労破壊の有無を予測するアプローチを解説する。連載第14回では、本連載の2つ目の本丸である「ねじ締結体」について取り上げる。
ユーザーに危害を加えない設計をしていますか?
連載「ベンチャーが越えられない製品化の5つのハードル」では、「オリジナルの製品を作りたい」「斬新なアイデアを形にしたい」と考え、製品化を目指す際に、絶対に押さえておかなければならないポイントについて解説する。連載第3回は、製品の設計に欠かせない考え方である設計品質のうち「安全性」を取り上げる。
品質は誰が、どのように確認しているのか
設計品質と量産品質の構造を整理し、品質不良が生まれるメカニズムを体系的に考察する連載「製品リコールを生む品質不良の原因と対策」。第2回では、設計品質と量産品質が誰によって、どのような方法で確認されているのかを整理する。さらに、設計プロセスと量産プロセスの両方で担保される「製造性」に着目し、品質不良が安全問題やリコールへとつながる構造について解説する。


