気温45℃でも15℃を維持、冷却性能が1.6倍になった水冷ウェアを開発:医療機器ニュース
Shiftallは、ヒートパイプ型ヒートシンクを新たに搭載した、ペルチェチラー方式のウェアラブル冷却装置を発表した。冷却性能を従来比約1.6倍に高め、気温45℃でも水冷シート表面温度を15℃に維持する。
Shiftallは2026年6月2日、熱輸送効率を向上させる、ヒートパイプ型ヒートシンクを新たに搭載したペルチェ水冷ウェア「ChillerX Pro(チラーエックス プロ)」を発表した。前モデル比で、約1.6倍の冷却性能を達成している。価格は3万9990円(税込み、送料込み)で、同月下旬から順次出荷を開始する。
ChillerX Proは、前モデル「ChillerX」と同じく、高性能ペルチェ素子で水を冷やして電動ポンプで循環させるペルチェチラー方式を採用している。4本のヒートパイプを採り入れたサイドフロー型大型ヒートシンクと大風量の60mmファンを2基搭載した排熱構造により、ペルチェ素子の能力を最大限に引き出す。
これにより、気温45℃の極限環境下でも水冷シートの表面温度を15℃に維持できる。点で冷却するペルチェ直冷方式と比較して約14倍の広い表面積を持つ水冷シートにより、上半身を面で冷却し続ける。
給排気の方向も従来モデルから変更した。本体下部から吸気して斜め上方へと排気する角度つき排熱ダクトの採用により、排熱が身体の付近を通ることで熱を感じる事態を防ぐ。
動作モードは「MAX」と「ECO」の2種類で、2万mAhのモバイルバッテリー使用時の連続稼働時間はECOモードで最大約3時間となる。より大容量のモバイルバッテリー使用で、さらに長時間の動作も可能だ。対応ACアダプターに接続すれば、時間無制限で冷やし続けることができる。
専用ベストは、幅広い体形に対応するため胸と腰のアジャスターベルトや肩ベルトを採用。水洗いも可能だ。過酷な環境下で働く技術者やプロフェッショナルの熱中症対策の他、バイクや釣りなど個人がアウトドアシーンで楽しむ場面での活用を見込む。
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