ホルムズ海峡閉鎖の影響から「ナフサ不足」が大きな注目を集めています。2026年5月には、大手菓子メーカーのカルビーが「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など一部商品の包装を白黒にすると発表し、この問題の深刻さを世に知らしめました。一方、政府は代替調達などを進めていることから、現在のナフサ不足の状況を「目詰まり」だと指摘しています。このナフサ不足を巡っては、「足りない」と訴える業界と、「目詰まりはあるものの総量は足りている」とする政府の見解が分かれています。どちらが正しいのでしょうか。
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化学メーカーに勤務しつつ、化学や素材の業界における動向を中心に、化学メーカーの事業戦略、石油化学、半導体材料などについてSNSで情報発信しているごりお氏の連載。第1回は、国内で大きな関心を集めるナフサの動向や今後の展開について解説します。
ナフサ不足、結局どっちなんだい! 首相「局所的な目詰まり」も広がる企業の懸念
2026年5月18〜22日に公開された記事の中から、MONOist編集部が厳選した今週の注目ニュースをお届けします。今週は「ナフサ不足、結局どうなの?」です。
ごみから「国産ナフサ」、製造プロジェクト加速
エナウムは、使用済みプラスチックなどの廃棄物から、化学産業の基幹原料である「ナフサ」を生産するプロジェクトを加速している。
国内製造業の3割がナフサ調達リスクに直面、4.7万社に影響
帝国データバンクは、ナフサ関連製品のサプライチェーン動向分析調査の結果を発表した。主要な石油化学製品メーカー52社から直接または間接的に原材料を仕入れる製造業は、集計した製造業全体の約3割を占めることが分かった。