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1.42×1.00×0.43mmの超小型反射形フォトインタラプタを開発:組み込み開発ニュース
シャープセミコンダクターイノベーションは、アナログ出力タイプで業界最小、最薄級となる反射形フォトインタラプタを開発した。1.42×1.00×0.43mmのサイズで、実装部の省スペース化に寄与する。
シャープセミコンダクターイノベーションは2026年5月7日、アナログ出力タイプとして業界最小、最薄級となる反射形フォトインタラプタ「GP2S800」シリーズを開発し、サンプルの提供を開始したと発表した。2026年秋の量産化を予定している
本シリーズは、外形寸法が1.42×1.00×0.43mmとコンパクトなパッケージを採用しており、モバイル機器や精密機器におけるセンサー実装部の省スペース化を可能にする。また、最短で0.20mmの近接検知が可能であり、限られたスペース内での搬送物の位置検出や、ダイヤルの回転検出といった用途に適している。
従来機種の「GP2S60」シリーズと比較して、光電流出力が4倍以上に向上。これにより、S/N比が改善され、回路設計の容易化やLED電流の削減による低消費電力化が図れる。主な仕様は、暗電流が最大100nA、光電流は175〜580μA、動作温度範囲は−25〜+85℃となっている。
同社は、透過形フォトインタラプタでも業界最小級の「GP1S396」シリーズを展開しており、今回の新製品によって反射形と透過形の両方式で小型ラインアップを拡充した。
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