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「自助努力では困難」三菱ケミカルが酸化エチレンを値上げ、中東情勢が影響:価格改定
三菱ケミカルは中東情勢悪化による主要原料の価格などを踏まえて、酸化エチレンとエチレングリコール類について価格改定を行う。
三菱ケミカルは2026年4月17日、酸化エチレンとエチレングリコール類について価格改定を行うと発表した。
価格改定の要因
中東情勢悪化の影響により、酸化エチレンとエチレングリコール類の製造に使用する主要原料の調達環境が急激に悪化しており、原料価格が高騰している。加えて、ユーティリティーコスト、物流費、製造設備修繕費などの固定費も上昇している。
こうした状況下で、自助努力のみで現在の価格を維持することは困難と判断し、以下の価格改定を実施する。
値上げ幅は、酸化エチレンが1kg当たり130円以上、モノエチレングリコールが1kg当たり110円以上、ジエチレングリコールが1kg当たり110円以上、トリエチレングリコールが1kg当たり110円以上、エチレンカーボネートは1kg当たり90円以上だ。改定時期は2026年5月1日納入分からで、日本国内販売分が対象となる。
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