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蒲郡工場に新設備導入、ポリオレフィン再生素材の製造体制を強化リサイクルニュース

リファインバースは、2026年6月より操業予定の「リファインバース蒲郡工場」に、ポリオレフィンリサイクル設備を導入する。この設備の導入により、マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルの双方に利用可能な再生ポリオレフィンを製造できるようになる。

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 リファインバースは2026年4月1日、愛知県蒲郡市の「リファインバース蒲郡工場」に、ポリオレフィンリサイクル設備を導入すると発表した。同年7月に本格始動する、ポリオレフィン(ポリエチレン/ポリプロピレン)リサイクル事業の拡大に向けた取り組みとなる。

 同社は、他素材と複合化されたポリオレフィン製品を再資源化するため、エアバッグ再生素材「REAMIDE(リアミド)」の開発過程で培った、複数の素材を効率的に精製する独自技術を応用。複合ポリオレフィン製品から、高純度でポリオレフィンのみを回収するコア技術を開発した。これによりコスト競争力のある量産化プロセスを確立可能となったことから、同年6月より操業予定の蒲郡工場にリサイクル設備の導入を決定した。

 同設備導入により、マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルの双方に利用可能な再生ポリオレフィンを製造できるようになる。マテリアルリサイクルでは自動車や建設資材などの耐久消費財やその他一般消費財の原料として、ケミカルリサイクルでは油化、ナフサの粗原料として活用が可能だ。

 ポリオレフィンは、さまざまな容器や包装資材などの素材として使用されるプラスチックだ。多くの製品が紙やアルミ、繊維など他素材と複合化された製品のため、資源循環の阻害要因となっている。

 今回の設備導入により、千葉県富津市の「リファインバースイノベーションセンター(RIVIC)」とともに、2拠点での製造体制を整備し、ポリオレフィン再生素材の製造強化を図る。今後は同技術の適用範囲を拡大する技術改良を進め、有効利用されていない大量の廃ポリオレフィン製品の資源化に取り組む。これにより、国内資源を基としたサーキュラーサプライチェーン強化を目指す。

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