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業務用マットのニトリルゴムを再生した素材を開発リサイクルニュース

リファインバースグループは、クリーンテックス・ジャパンと協業し、ダストコントロールマットに使用していたゴムの再生素材「RENAMY」を開発した。これまで廃棄していたニトリルゴムが再生可能になる。

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 リファインバースグループは2025年11月26日、クリーンテックス・ジャパンと協業し、ダストコントロールマットに使用していたニトリルゴムを再生した素材「RENAMY」を開発したと発表した。

 RENAMYは、ダストコントロールマットの繊維とゴムを分離し、ゴム素材部分のニトリルゴムをマテリアルリサイクルした再生素材だ。分離が困難で再生が難しく、年間約800トン(t)も廃棄されていたという業務用マットを再生可能となる。

 今回の協業では、クリーンテックス・ジャパンが使用済みのマットを回収し、リファインバースグループの工場(千葉県富津市)で再資源化。その後、クリーンテックス・ジャパンで原料として活用し、高機能マット「クリーンエコスクレイプ」を製造する。

マットのゴムの再生サイクル
マットのゴムの再生サイクル[クリックで拡大] 出所:リファインバースグループ

 これまで廃棄していたニトリルゴムが再生可能になる他、他の再生ゴム素材よりも多い割合で再生素材を使用できる。両社は今後、RENAMYの特性を生かし、他のゴム製品にも展開して廃棄物とCO2排出量の低減を目指す。

 RENAMYを原料としたクリーンエコスクレイプは、売り切り市場向けの屋外用マットとして、同年12月上旬より販売を開始。同素材を用いた従来のパイルタイプマットも、順次展開を予定する。将来的には、レンタルマット用の裏材としての活用も見込む。

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