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3Dプリンタ用高靭性材料「ToughONE」の対応機種を小型モデルへ拡大:3Dプリンタニュース
丸紅情報システムズは、Stratasys製のPolyJet方式3Dプリンタ向け材料「ToughONE」の対応機種を拡大し、コンパクトな「J35」「J55」シリーズに対応したと発表した。
丸紅情報システムズ(MSYS)は2026年2月24日、最新樹脂材料「ToughONE」が、Stratasys製PolyJet方式3Dプリンタ「J35」「J55」シリーズに対応したと発表した。ハイエンド機種の「J8」シリーズに加え、より小型のモデルへ適用機種を拡大したことで、設計部門から製造現場の業務まで幅広く対応する。
ToughONEは、インクジェット方式特有の形状再現性に加え、高い耐衝撃性と柔軟性、伸長率を備える樹脂材料だ。コストを抑えつつ、リビングヒンジやねじ止めのボスなどの強度と柔軟性を要する構造も再現できる。
ToughONEは、単一材料として使用する他、異種材料の「RGD531S」を配合することで、樹脂の機械的特性を変えることができる。そのため、薄く微細なモデルにおいても高い耐衝撃性を持つ。
MSYSはStratasysの正規販売代理店として30年以上の実績があり、本体販売以外に造形サービスやレンタルサービスも展開する。今回の対応拡大により、顧客の要望に合わせたToughONEの活用を提案していく方針だ。
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