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3Dプリントによる格子構造を利用した枕のクラウドファンディングを発表:3Dプリンタニュース
APPLE TREEは3Dプリント技術で製作する枕のプロジェクト「4D MAKURA LATTICE3000」を発表した。圧力分散と耐久性を両立させた枕を、クラウドファンディングで先行販売する。
APPLE TREEは2026年2月6日、延期していた3Dプリント枕プロジェクトを「4D MAKURA LATTICE3000」と改称し、クラウドファンディングを同年3月6日に再開予定と発表した。3Dプリント技術で一体成形した格子状構造が特徴で、頭部と頸部を自然に支える。
この製品は、同社のLattice&Lifeブランド初のプロジェクトだ。従来の枕が詰め物の素材に着目していたのに対し、本製品は3Dプリント技術を用いた構造設計が特徴だ。格子状の構造が寝返りを妨げない適切な反発力を生み出すとともに、耐久性を確保した。
素材には、環境に配慮した植物由来成分を含むエラストマーを採用した。日常的なメンテナンスでは、枕自体を丸洗いできる。おおよそのサイズは300×500×70〜90mmで、重量は約0.6kgとなっている。
同社は、3Dプリント技術を対象にした構造設計を利用したものづくりを推進しており、今後は枕以外の生活用品への展開も計画している。同社はLattice&Lifeブランドで、デジタル技術を活用した構造設計によって、より快適な睡眠体験の提供を目指す方針だ。
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