2033年に年間1万人相当の供給体制、第1弾は手足のシンクロ可能な移動ロボ:産業用ロボット
LexxPlussは、産業現場の労働力不足解消に向けて「インダストリアルヒューマノイド事業」を開始した。産業ロボット「LexxMoMa」シリーズなどを提供し、2033年までに1万人相当の労働力を供給する。
LexxPluss(レックスプラス)は2026年2月17日、産業現場の労働力不足解消に向けて、インダストリアルヒューマノイド事業を開始すると発表した。また、同事業の第1弾として、モバイルマニピュレーター「LexxMoMa(レックスモマ)」シリーズの予約受付を開始した。
LexxMoMaシリーズは、国内の大手自動車メーカーの知見や現場ニーズを取り入れて開発した、製造および物流現場向けの産業ロボットだ。独自のソフトウェア技術により、従来のモバイルマニピュレーターでは困難だった、移動しながらアームを駆動する「手足のシンクロ動作」が可能で、生産性が作業員の1.5倍、従来製品比で4倍向上する。
また、足部に車輪を採用することで、エネルギー効率と安定性を最大化しており、24時間365日、±20mm以内の高精度な作業を継続できる。
同事業が定義するヒューマノイドは、人の形に似せたロボットではなく、人以上の労働力を提供することに主眼を置いている。汎用ヒト型ロボットのように自由度を広げるのではなく、あえて機能を最適化する「引き算」の設計思想により、過酷な生産工程での実用性を最大限に高めた。
LexxMoMaシリーズの用途として、製造現場では生産設備や溶接工程へのワーク設置、生産ライン横の部品供給、物流現場では仕分けシステムへの投入、コンベヤーからのパレタイズ業務などを想定している。
同社は今後、2030年までに年間500人、2033年までに年間1万人の「働き手」を現場へ供給できる体制づくりを目指す。フィジカルAI(人工知能)を活用した新しい働き手を提供することで、人員問題を考慮する必要のない自律的な産業インフラの構築に貢献する。
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