ホンダが着脱式バッテリーを搭載した原付一種の電動二輪車を発売:電動化
ホンダは、着脱式バッテリーを電源に搭載した原付一種の電動二輪車「ICON e:(アイコン イー)」を2026年3月23日より販売開始する。
ホンダは2026年2月19日、着脱式バッテリーを電源に搭載した原付一種(第一種原動機付自転車)の電動二輪車「ICON e:(アイコン イー)」を同年3月23日より販売開始すると発表した。販売計画台数は2200台で、価格(税込み)は22万円。
走行時にCO2を排出しない電動モビリティであることに加え、モーターの特性により静粛性が高く、振動も少ない。また、スイッチ1つで変更できるECONモードを搭載した。スロットル操作に対するモーターの出力を抑制し、省エネ走行が可能となる。
動力用電源には着脱式バッテリーを採用し、フロアステップ下に配置。フル充電状態で、一充電当たり81kmの走行距離(30km/h定地走行テスト値)を達成した。充電は、車載状態とバッテリー単体の2通りの方法が選択できる。100Vの外部電源で残量ゼロから満充電まで約8時間で充電可能だ。
車体のシート下には、ヘルメットなどを収納できる容量26Lのラゲッジボックスを装備。フロント部内側に、500mlのペットボトルを入れるのに便利なフロントインナーラックと、携帯端末の充電も可能なUSB Type-Aソケットを実装している。ブレーキシステムは、適切な割合で前/後輪に制動力を分配するホンダ独自のコンビブレーキ(前/後輪連動ブレーキ)を採用した。フロントにはディスクブレーキも備える。
カラーバリエーションは、「パールスノーフレークホワイト」「ポセイドンブラックメタリック」「キャンディラスターレッド」の3色がある。また、灯火器には、高輝度LEDを採用し、夜間走行時の安全に配慮した。メーターには、反転液晶表示のフルデジタルメーターを採用して視認性を高めた。
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