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EVモーターハウジングの重さを10分の1にするテープ:材料技術(2/2 ページ)
旭化成は、「sampe Japan 先端材料技術展 2025」で、「炭素繊維強化ポリアミド樹脂UDテープ」や「リサイクル炭素繊維(rCF)不織布による電磁波シールド材料」の開発品を紹介した。
rCF不織布による電磁波シールド材料の特徴とは?
rCF不織布による電磁波シールド材料は、リサイクル炭素繊維とナイロン繊維を混合した不織布ベースの遮蔽(しゃへい)材料だ。同材料は、従来の材料では破れてしまうような「深絞り」の成形にも耐えられる柔軟性を有している他、電界に対して金属材料相当のシールド性、磁界に対して100MHz以上で40dB以上のシールドも備えている。
旭化成の説明員は「rCF不織布による電磁波シールド材料をインバーターケースに活用することで、従来のアルミ鋳造品に比べて約50%の軽量化を図れる。穴あけなどの二次加工にも対応する」とコメントした。
用途としては、自動車部品、電気/電子部品、航空機部品、ドローン部品を想定している。
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