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加工延長面のモデリング工数を70%以上削減する技術で特許を取得:メカ設計ニュース
応用技術は、Autodesk Fusion用のアドインツール「Ezsurf.make」に関連する特許を取得した。金型製作のCAMオペレーションで、加工延長面のモデリング作業の工数を70%以上削減できる。
応用技術は2025年12月16日、Autodesk Fusion用のアドインツール「Ezsurf.make」に関連した特許を取得したと発表した。金型製作のCAMオペレーションにおける加工延長面のモデリング作業を自動化し、ここにかかる工数を70%以上削減できる。
Ezsurf.makeは、ツールパスの回避抑制やプロファイルラインの精度向上に不可欠な、加工延長面の作成作業で使用するソフトウェアだ。既存のCAD/CAM環境を変更することなく、アドインとして導入できる。
複雑なオペレーションを必要とせず、直感的に操作でき、サーフェイスの自動取得から同時延長、補完面の生成、穴埋めといった作業を自動化する。従来、手作業で数十分から1日以上を要した工程を短縮し、CAM操作の習熟度を問わず、誰もが即座に扱える。
加工現場では、延長面作成などの属人化した付帯作業が、工数を占有している。同社は、デジタル技術で製造業を変革する「toDIM」を展開し、AM(アディティブマニュファクチャリング)技術や切削加工のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を通じて、現場の課題解決を支援している。
Ezsurf.makeの価格は、サブスクリプション形態で年額9万6000円(税別)。2026年1月27日には、製品紹介セミナーの開催を予定している。
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