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アスク、AI処理や画像解析、3Dモデリングに適したハイエンドPCの取り扱い開始:メカ設計ニュース
アスクは、エプソンダイレクトのハイエンドPC「Endeavor Pro9300」の取り扱いを開始した。処理性能と拡張性に優れており、AI処理や画像解析、3Dモデリングなどの高負荷な作業に適したフラグシップPCとして位置付けられている。
アスクは2025年12月12日、エプソンダイレクトのハイエンドPC「Endeavor Pro9300」の取り扱い開始を発表した。
同製品は、処理性能と拡張性に優れており、AI(人工知能)処理や画像解析、3Dモデリングなどの高負荷な作業に適した、エプソンダイレクトのフラグシップPCとして位置付けられている。
AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)を内蔵する最新の「Intel Core Ultra プロセッサー(シリーズ 2)」を標準搭載しており、AI推論や画像解析、オンプレミスでのLLM(大規模言語モデル)運用など、高負荷なAIワークロードを効率的に処理できる。
「NVIDIA GeForce RTX 50シリーズ」などの高性能グラフィックスボードを搭載可能で、3Dモデリングや3D CADによる設計、映像制作などのプロフェッショナル業務においても安定したパフォーマンスを発揮する。また、最大192GBのメモリと最大9基のストレージ構成により、大規模データの解析やシミュレーションにも対応可能だ。
以下に構成例を示す。
- モデル名:Endeavor Pro9300
- OS:Windows 11 Home 64bit
- CPU:インテル Core Ultra 5 プロセッサー 245K(14コア/4.2GHz)
- グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB
- メモリ:16GB(8GB×2) PC5-5600 DDR5 SDRAM
- ストレージ:512GB SSD シリアルATA 600MB/s対応
- 有線LANポート:2500Base-T/1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応ネットワーク機能
- 定額保守サービス(PC本体):1年間無償 お預かり修理(PC本体)
エプソンPC独自の定額保守サービスも利用可能であり、国内メーカーならではのサポート体制により、安定したシステム運用が期待できる。
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