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コラム

2026年は「AI CAD元年」になりそうメカ設計メルマガ 編集後記

AIアシスタントと一緒に設計する時代はもうすぐそこに!

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この記事は、2025年10月7日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

⇒ 「メルマガ編集後記」のバックナンバーはこちら

 メカ設計者が、AI(人工知能)アシスタントと対話しながら設計を進める――。そんな未来が、いよいよ現実になろうとしています。それも、もう間もなく!?

 2025年2月、米国テキサス州ヒューストンで開催されたダッソー・システムズの年次ユーザーイベント「3DEXPERIENCE World 2025」では、AIを搭載したアシスタント機能「Virtual Companions」が発表されました。

※画像はイメージです
※画像はイメージです

 その1つである「AURA」は、Webブラウザベースの設計ツール「xDesign」などから呼び出すことができ、対話形式でさまざまな指示を出して作業を代替させたり、アドバイスを受け取ったりすることが可能です。当時のデモでは、AURAがAI機能「ジェネレーティブメカニカルアセンブリ」を用いて必要な部品を自動的に呼び出し、最適な順序で組み立てる様子が披露され、まさに“設計領域におけるAI時代の到来”を感じさせてくれました。

 そして、その思いをより強く感じさせてくれたのが、2025年9月に開催されたオートデスクの年次イベント「Autodesk University 2025(AU 2025)」です。米Autodesk 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のアンドリュー・アナグノスト氏の基調講演で披露されたデモを目の当たりにし、その確信が一層強まりました。

2026年は「AI CAD元年」になりそう

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