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プレシリーズBラウンドで50億円を資金調達、累計額110億円超に:自動運転技術
T2は、プレシリーズBラウンドにて、9社から合計50億円の資金調達を完了した。累計の調達額は110億円超となった。
T2は2025年8月18日、プレシリーズBラウンドにて、9社から合計50億円の資金調達を完了したと発表した。累計の調達額は110億円超となった。
プレシリーズBラウンドとして、宇佐美鉱油、NX・TCリース&ファイナンス、環境エネルギー投資、鈴与、日本郵政キャピタル、福山通運、三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクスおよび三菱地所の9社を引受先とするエクイティファイナンスにより、合計50億円の資金調達を完了した。累計調達額は110.7億円となった。
既存株主の宇佐美鉱油、環境エネルギー投資、三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクス及び三菱地所の5社からT2の取り組みへのさらなるサポートの意思があったことに加え、運送業を始めさまざまな業界から新たに4社が参画することになった。
T2は今回の資金を、2025年7月に開始したレベル2自動運転トラックの商用運行拡大に充てる。また、将来的にドライバーを必要としないレベル4自動運転トラックの幹線輸送開発も進めていく。
同社は、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の2027年開始を目指し、プレシリーズAラウンドおよびシリーズAラウンドにて、これまで60.7億円の資金を調達してきた。
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