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暑熱環境下で働く人の47%が、暑さによる体調不良や欠勤を経験:キャリアニュース(2/2 ページ)
日本シグマックスは「職場での暑さ、熱中症対策に関する実態調査」の結果を発表した。暑さによる体調不良や暑さが原因の欠勤を47.0%が経験し、会社の暑さ対策は、「不実施」「不十分」が合わせて78.1%を占めた。
暑さ対策の自己負担額、約4割が「1万円以上」
自己負担で実施している暑さ対策のトップ3は、1位が「涼しい下着、インナーの購入」(42.9%)、2位「飲料の購入」(42.0%)、3位は「汗拭きシート、制汗剤スプレーの購入」(41.2%)だった。
前年の暑さ対策で自己負担した金額を尋ねたところ、「1万円以上」が41.2%を占めた。「1万円以上」と回答した人の暑さ対策の内容を見ると、「飲料の購入」や「汗拭きシート、制汗剤スプレーの購入」が多かった。「ファン付きウェアの購入」や「身体冷却服(ファン付きウェアを除く水冷服など)の購入」も目立っている。
暑さ対策の自己負担額が「1万円以上」と回答した人を年代別に見ると、「50歳以上55歳未満」が最も多く、35歳未満の若年層は少ない傾向にあった。
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