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愛知県の「高速バスの自動運転実証」に複数社が参画:自動運転技術
名鉄バス、名鉄グループバスホールディングス、先進モビリティ、みずほリサーチ&テクノロジーズの4社は、愛知県が実施主体となる「高速バスの自動運転実証」に参画する。
名鉄バス、名鉄グループバスホールディングス、先進モビリティ、みずほリサーチ&テクノロジーズの4社は2025年6月17日、愛知県が実施主体となる「高速バスの自動運転実証」に参画すると発表した。
全国初となる高速バス路線の自動運転化を目指し、中部国際空港アクセス道路(知多半島道路、知多横断道路、中部国際空港連絡道路)で実証走行を行う。車両には大型観光バスタイプを使用する。
この実証では、自動運転の実用化に向けた走行技術の検証に加え、インフラ整備やビジネスモデル構築の必要性も検討する。早期実装に向けた取り組みを本格化させる。
運行ルートは、大府PA(知多半島道路)から半田中央JCTを経て中部国際空港を終点とする。2025年8〜11月の期間で行われる。車両は、名鉄バスの「エアロエース(三菱ふそうトラック・バス)」をベースとした大型観光バス車両を利用し、自動運転システムは先進モビリティの製品を搭載する。
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